第1位 東京調理製菓専門学校
おすすめポイント | ランキングトップの理由は、ズバリ「実践力が身につく」こと! |
「製菓」と名前には入っていますが、スイーツのみならずさまざまなグルメについて学ぶことができます。
この学校をランキングトップに選んだ理由は、なんといっても実践を重視し、現場にかなり強いということです。
他校より多い自習カリキュラムの実施や「レストラン経営実習」等、卒業後にでも実際の職業として対応できるように、現場で使えるノウハウスキルをみっちり教えてくれます。
さらに、学費や住まいといった通学にあたって問題となりがちなポイントへのサポートも充実しており、かなり通いやすくなっているというのが、個人的には大きく評価したい点でした。
学校名 | 学校法人食糧学院 東京調理製菓専門学校 |
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学科 |
・高度調理技術科 ・調理技術科 ・パティシエ・ブーランジェ科 ・国際調理ビジネス科 |
住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-11-11 |
TEL | 03-3363-9181 |
FAX | 03-3363-9186 |
アクセス |
・JR 新宿駅 西口より徒歩5分 ・西武新宿線 西武新宿駅より徒歩3分 ・都営大江戸線 新宿西口駅より徒歩2分 |
もくじ
とにかく実践!実習を繰り返し、その手に技術が身につけられる
■実習による実践を重要視
数ある専門分野スクールの中でも、料理学校や調理師専門学校というのはとくに数が多く、また学校ごとのクオリティの差が大きいものです。
今回リサーチした結果、そのような調理師専門学校の中でも、とくにこの東京調理製菓専門学校は自信をもって「レベルが高い!」ということができるでしょう。
この東京調理製菓専門学校がなぜ優れていると言えるのか、数ある理由のひとつが「実践」をとても大事にしているということです。
数ある料理学校の中には料理をろくに作らず座学ばかりといったようなことをしているところもあるようですが、そもそも料理というのは腕を動かすことによってはじめて成立するものであり、いくら知識を増やしたとしても実践の数をこなさなければ何ら意味がありません。
■規定の2.5倍以上の実習時間を
そうした基本的なことをとても大事にしているから、東京調理製菓専門学校では、他のスクールと比べてもはるかに多く実習の時間を設けているのです。
調理師免許取得のために国が定めた実習時間というのはおよそ420時間ですが、この学校の「高度調理技術科」では約2.8倍の1170時間、「調理技術科」では約1,2倍の510時間もの機会を設けてくれているのです。
これだけ実習時間の差があるならば、他校で学んだ場合と比べて大きなレベルの差異が生じてきそうですね。
「レストラン経営実習」により、お客様を想定した超実践授業を
■料理がうまくても利益を上げられるわけではない
調理師専門学校が、「料理を教えてもらえる場所」という認識を持っていらっしゃらないでしょうか。
それは半分正解で、半分間違いです。
その理由は、料理がうまいだけで生計を立てていけるかどうかということを考えていただけると、自ずとご理解いただけるかと思われます。
料理がうまい人がすべて料理人としてやっていけるのであれば、世のお母さんたちはすべてシェフとして成功できるはずです。
でもそうじゃないのは、すなわち料理人としての「経営手腕」や「接客」といった知識ノウハウがないから。
いくら料理がうまくとも、こうした点のマインドが欠けていると業界での成功は難しいでしょう。
■現場で実践的知識ノウハウを習得
料理人としての成功を目標とする実践的な姿勢が評判の東京調理製菓専門学校では、「レストラン経営実習」といった教育カリキュラムを設けています。
このカリキュラムでは、校内にて併設された学生が運営しているカフェ・レストランを使い、あたかもそこの従業員であるかのような、とても実践的な授業を行います。
カフェ・レストランには一般のお客も実際に来られるので、実戦に即した「的確」な対応が求められ、そしてそれを学ぶことができるようになっているのです。
これによって、実際の現場で求められる知識、ノウハウを非常に実践的な形で習得することができるというわけですね。
「海外留学制度」によって、フランスの一流シェフから学べる
一流の調理師に求められているものは、ときとして国内の知識だけでは補いきれない場合があります。
ヨーロッパをはじめとした、世界各国の料理に関する知識もあるいは必要とされることがあるでしょう。
とくに、フランス料理等の西洋料理のシェフを目指したいというのであれば、本場でその料理がどのような作られ方をして、どのような食べ方がなされているのかといったことは、是が非でも知っておきたいところではないでしょうか。
この東京調理製菓専門学校は、その点についてとてもよく理解しています。
国内だけでは学びきれない事柄を意欲的に学びたいという生徒には、国外での勉強の機会を積極的に与えてくれるのです。
それが、「海外留学制度」です。
この学校で留学を希望する生徒は1年間フランスの星付きレストランやホテルへ留学、および約1年間の実地研修を受け、日本帰国後改めて2年次に進学卒業を目指すといった制度です。
これによって、学校へ行きながら海外で特別な料理のノウハウを習得することができるようになっています。
将来海外で働くための実務経験を積むのにも使えますね。
「入学者特待制度」等、さまざまな学費サポートが充実している
この東京調理製菓専門学校に関して私が特筆したいのは、入学のためのさまざまなサポートが非常に充実しているということです。
このサポートのおかげで「調理学校で本格的に学びたいけど、お金を用意できない」という方にとって、とても通いやすくなっています。
この学校では2年制の高度調理技術科の学費が153万(1年)と129万5000円(2年)、1年制の調理技術科が153万となっていますが、「食糧学院奨学基金」や「教育後援会奨学金制度」を利用すれば、20~30万程度の給付金や貸与金を受けることができます。
また、キャリアップを目指す方を支援するための「キャリア支援制度」(入学金減免)や、会社に勤務しながら通いたいという方を応援する「通学社員制度」(住宅とアルバイト先を手配)など、かなり多岐に渡ったサポートが用意されており、資金面や生活面で不安が残る方にとっても、十分に通うことができるようになっているのです。
学ぶための環境としては申し分なし
この東京調理製菓専門学校は、この他にも「料理を学ぶため」のさまざまな制度やカリキュラム、サポートがこれでもかというぐらい整えられています。
放課後に実習室を自由に使える「フリートレーニング制度」に、自身のキャリアアップを支援してくれる「スキルアッププログラム」等、この学校の生徒は大きな制限を課せられることなく、とことん料理について学ぶことができるのです。
「料理のためにはとにかくみっちり学びたい」「自分が最大限に努力できる環境がほしい」という方にとっては、ぜひおすすめしたい学校です。
東京調理製菓専門学校を卒業した方の口コミ・評判を集めてみました!
楽しく勉強でき、確実に身につきます。
1年次は、主に座学・実習(和洋中全て)を学習します。
2年次は、主に実習をメインに和洋中それぞれのコースに別れて集中的に学習します。
2年生では、レストラン経営実習という他の学校には殆どない設備でレストランを経営する実習ができます。
自分たちで料理を仕込み、仕込んだ料理を実際にお客様からお金を頂いて経営するという実習ができます。
→レストラン経営の実習があるというのは、調理師専門学校の中でも珍しいですよね。
いつか自分の店を持ちたいと思っても、料理の腕と経営というのは全くの別物ですから、経営について何も学んでいなければ、いざ店を持つとなった時に改めて勉強しなければなりません。
でも専門学校での授業の中にこういった実習が含まれていると、料理の技術と同時並行で経営についても学ぶことができ、若いうちに自分の店を持つ夢を叶えることができそうです。
自分自身が成長できる学校です。
東京都新宿区にあり新宿駅から徒歩5分というとても好立地でアクセスがしやすいです。
調理専門コース、パティシエ・ブーランジェ専門のコース等色々なコースがあり、それぞれのコースで集中的に学ぶことができます。調理師免許は卒業と同時に取得でき、国家試験は受ける必要がありません。
ただし、授業や実習の時間はやや多いです。
その他、サービス検定やハーブ検定といった、食に関する様々な資格が取得できます。
卒業後の進路、就職はホテルや街場のレストラン・学校給食や病院食など幅広くあります。
なので自分が就職したい会社、自分に合った業種が必ず見つかります。
→毎日通う場所ですから、立地条件は学校選びでは無視できません。
新宿駅から徒歩5分という好立地も、東京調理製菓専門学校のおすすめポイントのひとつです。
卒業と同時に調理師免許が取得できるだけではなく、食に関する様々な資格が取得できるというのも、卒業後の進路の幅が広がります。
授業も基礎から始まり、身につく技術に合わせてレベルが上がっていくので自然と力が付きます。
幅広い就職先があり、再就職の際も力になってくれます。
→どんな学校でも就職のサポートというのはそれなりにありますが、こちらの投稿者さんは、再就職の際にも力になってもらえたそうです。
就職してしばらくは、仕事で失敗してしまったり、自分に自信が持てなかったりと、不安がつきものです。転職の有無にかかわらず、卒業後も話を聞いてもらえるような間柄になれるというのは心強いですね。
学科・コースの最新情報
2019年度より、受講するコース内容が新しくなってましたので、各コースごとに変わったポイントを紹介します。
【高度調理技術科】
西洋料理コース
▼変わったポイント・良くなったポイント
- フレンチ・イタリアンの2本柱を中心に西洋料理の基礎から応用まで習得
- 伝統料理から新しい料理まで幅広く実習を行う
- 前菜からデザートまで本格フルコースのメニューを学ぶ
日本料理コース→日本料理・寿司コース
- 繊細な日本料理と新たに寿司の技術を基礎から応用まで習得
- 季節、料理に合わせた和菓子も学ぶ
- 五法『生(切る)・焼き物・煮物・揚げ物・蒸し物』を学ぶ
調理 パティシエコース
- 料理の知識・技術を身につけ、料理に合うデザートを学ぶ
- 高度な製菓・製パン技術を習得
- カフェスタイルのレストラン営業を学ぶ
中国料理コース→飲茶・点心コース
- 中国四大料理を学ぶ
- 実践型レストランの営業
- 身近な点心から華やかな飾り点心までじっくり、しっかり学ぶ
【調理技術科】
▼変わったポイント・良くなったポイント
- 昨年まで調理マイスターコースと調理カフェ&BARコースの2コース制を統一し、調理技術に+αの色彩コーディネートとカフェ&BAR実習を行うことで料理を楽しむ演出を学ぶ
特に日本料理・寿司コースと調理技術科(1年制)が大きく変わったようです。
調理技術科(1年制)は色彩コーディネートとBAR実習を両方学べるようにコース
が廃止になってます。
両方を学びたい人はとても多いと思いますので、これは嬉しい変更ですね。