東京の調理師専門学校の学費はどのくらいかかる?
美味しい食事は、人の心をほっとさせ、感動させ素晴らしい時間を作ることが出来ます。
そんな魔法のような事ができるのが、調理師ではないでしょうか。
人を喜ばせられる技術や知識をしっかりと付けるのに、調理師専門学校は非常に役にたちます。
東京には名前が広く知られているような調理師専門学校がいくつもありますが、気になるのはやはり学費です。
しっかりと事前に調べておくことで安心して通うことが出来るでしょう。
もくじ
東京にはどのぐらいの調理師専門学校があるのか?
東京の調理師専門学校で、調理についての知識や技術を手に入れたいという人は、まずどこの学校に入学するのかを検討しましょう。
東京にある調理師専門学校は多くありますが、実は調理師専門学校という名前ではなく、調理製菓専門学校というような名前の学校もあります。
ですから、調理師資格を取る際に製菓についても学ぶこともできるわけです。
調理師という資格を手に入れる事を目的とするのではなく、将来的にどういった仕事に就きたいのかを考えておくとよいかもしれませんね。
和食の料理人になりたいのか、洋食を専門とするのか、製菓に絞っていきたいのか等、ある程度自分の将来を考えて学校を選んで絞っていく事も大切なのかもしれません。
20校以上の学校があるので、その時に自分がベストだと思えるような学校を選択できるように、まずは情報を得る事から始めてみてはいかがでしょうか。
学校ではパンフレットをいただくこともできるので、自宅から通いやすいかどうかも含めて一度訪れてみるもの良いかもしれません。
しっかりと自分自身の目で学校を見に行くことが大切です。
オープンキャンパスを利用してみよう
学校の雰囲気や、カリキュラムなど通ってから予想が違っていたという事があっては、学習のモチベーションも保てなくなります。
実際に自分自身がしっかりと学校の様子を確認して、納得して入学するという事が大切だと感じます。
ですが、学校の雰囲気なんて外観からはわからないと思ってしまうのではないでしょうか。
実は学校によっては学園祭のように、外部に公開をする日が設けられていることがあります。
そういったタイミングを狙って学校を見に行くことで、生徒さんの技術を間近で見ることもできますし、学校の中を見ることも可能です。
またオープンキャンパスを行っているところもあるので、積極的に参加をしてみるのもおすすめです。
体験実習をすることができたりと、自分自身が生徒の立場で参加することが出来るので、調理体験ができつつ雰囲気を感じることもできます。
個別に授業をしっかりと見たいという段階であれば、学校見学をさせてもらうことが可能なところも多いです。
個別に授業を見るときには、事前に質問をしてみたいことなどをメモにまとめておくと、聞くのを忘れてしまうという事もなくなるのでお勧めです。
調理師専門学校の気になる学費は?
調理師専門学校で頑張って力をつけたいと思ったら、次に調べるのは学費です。
学校によっても学費の違いがあります。
誰しもが安いところをと考えがちですが、高いのが一概に良くないととらえるのは避けるべきです。
調理器具や、最新の情報の提供、学びやすい学習環境などは学校や学費によってもかなり違いが出てくるともいえます。
まずは自分が狙いを絞った調理師専門学校で必要な学費を知るように心がけましょう。
では学費についてですが、どういったものが必要になるかを見ていきましょう。
まずは学校に入る時の入学金ですが施設を利用する為の施設費、授業料とその他に実習費等がかかるとされています。
学校によってその他にも費用の負担が発生する場合もありますので、個別に詳しく情報を得るようにしましょう。
学費については、年間で150万円前後が平均と見られますが、百万円ほどで学べるというところもあれば、200万円近くの学費がかかるというところもあります。
したがって学校ごとに全く違うと言えるので、平均額としての認識はあまり意味がないと言ってもよいでしょう。
1年間で学習が終わるコースや、2年通う必要がある場合もあり、トータルでいくらかかるかをしっかりと把握することが重要です。
費用負担軽減方法についても検討しよう
調理師専門学校に支払うお金は、一年間で150万円というところも多いようですが、やはり金額としては非常に大きいものだと言えるでしょう。
入学金に関してみてみると、15万円や20万円というようなところが多いようです。
コツコツアルバイトをして学費を支払おうという場合でも、入学金は学校に入ることになればすぐに必要になります。
また、進学するにもお金のことが気になるという人は少なくありません。
学校に入学してからお金のことを考えるという事では不安もふえてしまうものです。
できるだけ入学前にどういった負担軽減策があるのかを知っておくことが必要です。
専門学校の側でも、サポート体制という事を提案しているところが多いようです。
ホームページをチェックしてみると、進学ローンや、奨学金、各自治体独自の貸付制度などの情報も紹介してある場合もあり、さまざまな方法が選択できます。
社会人になってから学校に通って資格を得て新しい道に進みたいという場合には、教育訓練給付制度も利用できるとしています。
それぞれに貸し付けの内容や返済方法についても違いがあるので、ベストだと思えるものを選択することが重要です。
夢をあきらめたくない人にも門戸はひらかれています
ずっと料理人になりたかったという人や、手に技術をつけたいという人はすくなくありません。
それでも、仕事をやめて調理師専門学校に通うのはリスクが大きいと言うのは当然と言えるでしょう。
そういった人のために、夜間部を設けている学校もあるので調べてみるのはいかがでしょうか。
夜間部を利用することで、働きながら技術や知識を得ることが出来るので、メリットを感じられるはずです。
夜間部の金額についても、ホームページに記載されている学校がほとんどです。
昼と比べると少々費用が安いのかという部分も見受けられます。
しかしトータルで見るとやはり100万円ほどかかる場合が多いようです。
学習用品・預かり金なども必要なため、事前にお金の確認をしておきたいという場合には、学校に質問をしておくのも良いかもしれません。
学校によっては夜間部の優遇制度というものを設けており、大学、短大を卒業されている方や現在大学在学中の方にむけて、授業料の一部免除制度があるようです。
こういったものがあれば、数万円の減額が見込まれますので、非常に便利だと言えるのではないでしょうか。
入試方法を検討すると入学の費用免除がある場合も
AO入学出願を受け付けているという調理師専門学校もあります。
学力試験を課さずに、高等学校での成績であったり小論文や面接といったもので評価し、入学の可否を判断するという方法です。
こういった入学出願を受け付けている学校もあるので、それまで一生懸命学校の授業を頑張ってきたという自負のある人は利用して見てもいいのかもしれませんね。
AO入試を行っている学校では、入学選考料の免除があったり、優秀な成績で書類選考や面接がパスした人に向けてのAO入学奨学金が用意されているところもあるようです。
今までの実績に自信があるという人なら、AO入試を行っている学校はねらい目かもしれません。
他にも社会人の自己推薦によって入試が行われるという学校もあります。
食についていかに意欲を持って取り組んでいるかという事に自信がある人は、ぜひ利用したい入試方法とも言えるでしょう。
その学校の卒業生からの紹介などがある場合にも、入学金免除をしている学校もあります。
できるだけ幅広い人脈をつくり、意欲的に食に向き合うことが必要と考えられます。
より自分にとってよい物をうまく利用して、費用面での負担を少なく、学ぶことに意欲を持って専門学校生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。